2012人事院報告等の地方担当者説明会報告

日 時:2012年8月23日(木)13:30~

場 所:連合会館

参加者:坂口(自治労)、桐木(連合奈良)

内 容:

 今年の人事院勧告は、

 ①月例給・一時金については改定を見送ること。

 ②50歳台後半層における給与水準の上昇を抑制するため、昇給・昇格制度を

 見直すこと。

 ③国家公務員制度改革や高齢期における職員の雇用問題、人事行政上の諸

 課題への取組みなどに関して報告。

 ④55歳を超える職員は標準の勤務成績では昇給停止とする給与法改正勧告を

 行った。
公務員連絡会として、

 ①国家公務員給与については、本年の月例給の官民較差が小さく、給与改定・

  臨時特例法に基づく減額措置が実施されているもとにおいて、改定見送りを判

 断したことは当然。

 ②高齢層職員における昇給・昇格制度の見直しについては、公務員連絡会との

 十分な交渉・協議を行わず、拙速かつ一方的に高齢層職員の給与引下げを強行

 しようとするもので遺憾なことと言わざるを得ない。

 とし、本来あるべき自律的労使関係を実現すべく関連法案の成立に向け全力を

 挙げるとともに、地方公務員の労働関係法案の早期国会提出に全力を尽くして

 いくことを全員で確認した。
 

 地方連合での取り組みとして、人事院勧告等を踏まえ、

 ①全職場での時間外職場集会を中心とした統一行動実施すること。

 ②国家公務員の給与については、昨年の労使合意等にもとづいて臨時特例減額が

 実施されていることを踏まえて対応すること。

 地方公務員の給与については、引き続き、地方公務員への国家公務員給与削減の

 影響を遮断することなどを要求し、その実現を迫っていくこと、などを確認した。

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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