2011連合奈良春季生活闘争討論集会を開催!

▲あいさつする 連合奈良 森本哲次会長

 

 連合奈良では、2011年2月5日(土)13:30より、春日野荘において「2011春季生活闘争討論集会」を約90名の参加のもと開催いたしました。
 冒頭、あいさつに立った連合奈良 森本哲次会長は、
 ・2011春闘において連合奈良は、「働くことを軸とする安心社会」を重点にすべての労働者を対象に、賃金、労働時間等を含めた労働諸条件の改善に取り組むこととしている。  
 ・また、雇用の確保や、賃金水準の低下を阻止する取り組みを行うこととしている。
 ・本討論集会においては忌憚のない意見交換をお願いする。
 と述べました。
 

その後、小山事務局長、より方針の提起を行いました。
 主な内容は以下のとおり。

(1)すべての組合が取り組むべき課題(ミニマム運動課題)
① 賃金カーブ維持分の確保。
② 非正規労働者を含めた全労働者を対象に、賃金をはじめとする待遇改善。
③ 賃金の底上げをはかるため企業内最低賃金協定の締結拡大と、その水準を引き上げる。
④ 減少した労働時間をもとの長時間労働にもどさせないよう、産業実態をふまえた総実労働時間の短縮や、時間外・休日労働の割増率の引き上げ等によって、雇用の安定・創出をはかる。
(2)非正規労働者の労働条件改善の取り組み
(3)パート労働者の処遇改善

(4)中小・地場組合の賃金引上げ要求目安
① 賃金カーブの算定が可能な組合
   ・賃金カーブの確保・カーブ維持分の労使確認 
② 賃金カーブの算定が困難な組合
     ・4,500円以上とする。
(5)男女間の賃金格差是正と均等法の定着・点検の取り組み

(6)ワーク・ライフ・バランス実現の取り組み

(7)ワークルールの取り組み
 

連合奈良「地域ミニマム」の設定について
 これ以下の賃金水準の労働者をなくす金額
18歳 146,000円、20歳 154,800、30歳 198,600円、35歳 213,200円、
 
 その後、連合本部より、團野福事務局長に来賓いただき、「2011春期生活闘争に臨む連合の考え方」みついて課題提起いただいた。

 この日は、統一地方選挙間近ということで、連合奈良 杉本副事務局より、「政治活動のコンプライアンス」についての講義がなされた。

最後に、竹平会長代理の今春闘の取り組みを連合奈良構成組織一致団結して取り組む決意を込め、「ガンバロー」三唱で締めくくりました。



 
以 上

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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