2011年6月3日 公共サービス・公契約条例制定を求める奈良県集会を開催!

日時 :2011年6月3日(金) 18:30~

場所 :橿原万葉ホール レセプションホール

参加者:滝まこと衆議院議員(代理)、吉川政重衆議院議員、大西孝典衆議院議員(代理)、

    中村哲治参議院議員、前川きよしげ参議院議員、

    藤野良次(民主党奈良県連幹事長)、山下力・高柳忠夫・森川喜之・尾崎充典、猪奥美  

    里各県議会議員、

    福井達夫・内藤さとし・樽谷佳男・木内利雄・西村元秀・市本貴志・山口誠・中村良路

    松尾高英(各市議会議員、町議会議員)、友定(民主党)

    連合奈良産別:自治労58名、電機連合3名、私鉄総連2名、教育連合42名、JP労組  

    3名、電力総連2名、JR連合1名、国公総連6名 連合奈良事務局3名

    合計142名 

内 容:連合奈良・公務労協奈良は、6月3日18:30から、2011年度公共サービス・公契約条例を求める奈良県集会を橿原万葉ホールで開催した。

 現在公務労協では、公共サービスキャンペーンの一環として、公契約条例の制定を求める全国での条例制定運動を展開している。

 今回の集会は、公契約条例とは何か、なぜ条例制定が必要なのかをともに考え、理解を深めるとともに、運動の更なる活性化を目的として開催した。

 集会には、142人の仲間が結集し、公契約条例制定の意義と重要性などについて理解を深め合った。
 冒頭、竹平連合奈良会長代理が主催者挨拶に立ち、「公契約の理念を現実の事務事業に具体化させ、国民の安全・安心を確保することが、公共サービスに従事する労働組合の社会的責務として、我々に課せられた近々の課題だ」と訴えました。
 

 講演では、奈良女子大名誉教授 澤井勝先生にお話しいただき、公契約は地方公共団体の事業・業務の民間委託の広がり、公的施設における指定管理者制度の導入、競争入札の拡大が進む中、委託料や入札価格が大幅に低下している。その結果、委託・入札企業に働く労働者の賃金・労働条件の低下や雇用不安を引き起こすだけでなく、委託企業の安定的、継続的な事業実施を困難にさせ、地方公共団体が提供する行政サービスに関わって、ときに住民生活への大きな混乱や被害をもたらしている。

 公契約条例の制定は、2009年千葉県野田市での日本初の制定を機に、全国の地方公共団体でも制定の機運が高まっている。「公共サービスの質」の向上のために不可欠な「公契約条例」を制定しましょう!と檄も含めた講演をあいていただいた。
集会では取組み強化を確認

 講演の後、公契約条例制制定に向けたアピールを、公務労協奈良の小南議長から朗読され、参加者全員で確認した。
 

 

 この集会にあたり、閉会あいさつとして古川連合奈良副会長(公務労協奈良 副議長)は、今後の取り組み要請について、①組織的活動への結集②民間組合の人々や市民・国民を含めた組織外への周知③議会・自治体への要請という、3つの位置づけがあることを改めて示すとともに、「公契約条例制定の必要性をいかに広げ、深めていくかが重要である」とし、公共サービスに従事する労働組合としての社会的責任を果たすべく、条例の制定に向け、お互い共通認識を持ってさらなる取組みを進めていこうと訴えた。

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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