2011.11.16 第12回 連合奈良定期大会を開催!!

~働くことを軸とする安心社会の実現に向けて~

 連合奈良は11月16日(水)、奈良ホテルで第12回連合奈良定期大会を開き、新たな2012~2013年度方針を確認した。

 「働くことを軸とする安心社会の実現を目指す」をスローガンに、第一に組織拡大、第二に地域協議会の活性化、第三は、重要性が高まる選挙、2年後の参院選等での躍進を図る闘いを課題とした。また、活動方針の柱として、①組織拡大・連帯活動推進 ②非正規労働条件の底上げ ③セーフティネットの拡充とワークルールの確立 ④男女平等・均等待遇 ⑤政策制度 ⑥政治活動 ⑦平和・人権など7項目を決めた。

 役員改選では、小山淳二事務局長(53)=電機連合=の会長就任を決めるなど役員改選を行った。会長の交代は、2期務めた森本哲次前会長(62)=電力総連=の任期満了に伴うもので、4年ぶりとなる。

 「戦う連合」を旗印に濱上和康、志賀通孝、森本哲次の歴代会長のリーダーシップの下、連合奈良は、“新世代”とされる若い小山会長にバトンが引き継がれ、約4万人を組織する運営強化を図ることになる。

 森本前会長はあいさつで、東日本大震災や県南部に災害をもたらした9月の台風12号豪雨の甚大な影響を取り上げ、「政権交代を果たした民主党には、『国民の生活が第一』の政策通り、新たな社会・経済モデルに足を踏み入れてほしいが、鳩山、管政権には指導力が見えず、期待に応えられなかった」と厳しく分析。「野田政権を再生の最後のチャンス」と位置付け、災害の早期復旧・経済景気対策、雇用確保を求める姿勢を強調した。

 また、新会長となる小山淳二会長は、森本前会長の功績を讃え、連合のこれまである歴史的な運動を引き継ぐ一方で、あらたな情勢に対応した課題を新体制の下、強化していく考えを示した。直近での取り組みでは、平和を訴えるピースフェスティバルや、2012春闘の闘いについて取り上げ、協力要請を求めた。

 

▲男女平等 川柳・写真 表彰の様子

 

▲ユニセフ外国コイン募金贈呈の様子

 

▲森本前会長への花束贈呈の様子

 

▲連合奈良役員新体制の面々

 

▲大会レセプションの様子

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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