アジア・アフリカ支援米 発送式

 

 

アジア・アフリカ支援米 発送式

 

日 時 : 2012年 2月 16日(木)10:00~

場 所 : エルトピア奈良 玄関前

内 容 : 水稲うるち米(ヒノヒカリ)240kg

発送先 : アフリカ マリ共和国(奈良~東京~マリ共和国)

 

小南議長(教育連合)

昨年、実施出来なかったアジア・アフリカ支援米の発送式をさせていただけますこと関係各位のご協力のおかげであり、厚く御礼を申し上げます。世界には、9億5000万人とも言われる飢餓状態の人々がいます。7人に一人という状況です。その多くはアジア・アフリカの地域に集中しています。そして、5歳の誕生日を迎えられない子供たちも、これらの地域では5人に一人います。大変、栄養状態が悪いのです。これらの最貧国の国々は、その歴史的な背景、植民地政策や1960年のアフリカの年といわれる独立後も内戦や内乱が続いたり、干ばつなどの気候変動も要因です。少しでもこうした支援を通じて栄養状態の改善に寄与したいと思います。片側で飽食の時代、食料投棄のアンバランスも問題です。日本の子供達の体験教育の一環で作るお米などの教育とあわせて実施していくことも考えたいと思います。今後とも皆さまのご支援、ご協力をお願い致します。

 

小山淳二 連合奈良会長

アジア・アフリカ支援米の関係者の皆さまの活動に、改めて敬意を表します。9億5000万人という数字は大変なことだと思います。人間は、衣食住が基本です。特に食は命に直接関わり、食の問題は大変重要です。不足すると争いも生じますし、こうした支援を通じていくことは、世界平和にもつながるものと思います。食料、水などが足りて、衣食住が満たされていく中で雇用も生まれ、働くことを軸とした安心社会も実現していくと思います。連合は、政策制度の中で食料自給率の取組にも課題提起し取り組んでいきます。また、アジア・アフリカ支援米の活動も一緒になって支援してまいりますので、今後とも宜しくお願いします。

 

支援米をトラックに積込む竹平均事務局長

  

 

  • 食とみどり、水を守る奈良県民会議は、1995年よりコメの輸入自由化 (関税化)が行われた以降、国内で作付けされなくなった土地や転作田を活用して、お米を作り飢餓で苦しむ人々を援助するアジア・アフリカ支援 米運動を続けています。この取り組みを通じて水田農業の持つ多面的な機 能を見直すほか食料自給率の向上などを訴えることを目的に行っています。
  •  収穫されたお米は、マザーランドアカデミー(NGO)を通じてマリ共和国に支援されています。
  • 連合奈良は、この取り組みに関わり支援の協力をしています。

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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