連合奈良青年委員会、女性委員会は、5月31日~6月2日の2泊3日の日程で、2年に一度、韓国労総忠南地域本部と百済文化を訪ねる労働文化交流を開催した。
日 時 : 2014年 5月 31日(土)~6月 2日(月)
場 所 : 韓国 ソウル → 公州 → 扶余 → ソウル
参加者 : 団長(連合奈良副会長)、副団長(連合奈良事務局長)
団員(連合奈良青年委員会5名)、(連合奈良女性委員会5名)
事務局(連合奈良副事務局長1名)
通訳 兼 コーディネート 金光男(キムカンナム)氏【在日韓国研究所 代表】
概 要
2009年、連合奈良と韓国労総(韓国労働組合の最大ナショナルセンター)の忠南地域本部との間で友好協定が交わされたことを機に友好親善促進のため10名程度の訪問団を構成して相互交流を図る目的で行われている。
今回で第3回目となる韓国訪問団は、これまで同様に、韓国労総忠南地域本部を訪れ、韓国社会における労働に係る懸案等を勉強するとともに連合が取り組む課題等の意見交換を行った。
また、韓国労総忠南地域本部がある地域は、百済の都があった地域であり、遠くは、奈良時代、活発に大和朝廷と交流していた歴史があり韓国と日本の関係を考える上で貴重な文化遺産を有している。一行は、ソウルから公州、扶余と百済文化遺産を伝える宮殿、古墳、博物館、城、またそれを包含する自然環境も体験・見学し悠久の歴史を感じる視察となった。
その他、一般の観光ツアーでは体験できない、現地の方々が食べる食事を一般的な店舗で味わう等、貴重な体験をすることが出来た。限られた日程で数多くのプログラムがあり、移動時間も長かったため疲労感も否めないが、それに余りある文化交流になったことであろう。
韓国労総忠南地域本部との意見交換(写真 上)チョン・グンソ韓国労総忠南地域本部議長と握手(写真 下)
4月16日、発生した韓国の旅客船セウォル号の沈没から47日目となる6月1日、死者288名の冥福と行方不明者16名の生還を願うソウル市役所のイエローリボンキャンペーン会場を訪れ、花を手向け、祈る、一行。
(写真下)
公州を訪れ公山城を見学↓ ↓百済時代の代表遺物と言われる百済金銅大香炉(実物)
サムギョップサル ↓ 武寧王陵墓 棺には日本と百済の緊密な交流を示す
高野槙(こうやまき)が使用されていた。↓
ソウルで朝鮮王朝の宮殿「景福宮」を 水原・華城の世界遺産を見学する一行↓
見学↓
庶民の活気あふれる広場市場の屋台に ↓金浦空港での解団式、あっという間で名残惜しい韓国訪問。
夕食を求める一行↓ 団長より、キム氏、現地ガイドの亜州旅行社:高さんに
謝辞を述べ、団員については、帰宅までの注意喚起。
写真は今回の視察の一部です。