連合 古賀伸明会長来県 連合奈良青年委員会、女性委員会との対話を開催

     

 

   連合奈良青年委員会、女性委員会は、1月24日(土)14:00~16:00

   奈良県文化会館に於いて、連合本部 古賀伸明会長を迎え対話を行った。

 

KNT47(古賀会長とニューリーダー対話)報告

 

 日 時 : 2015年 1月 24日 (土) 14:00~16:00

 場 所 : 奈良県文化会館 2F集会室AB

 参加者 : 本  部 古賀伸明会長、吉田昌哉 連合国際局総合局長、内田敬子 同国際局部長

       連合奈良 小山淳二会長、舛田勝 副事務局長、水野仁副事務局長、椋本麻友事務局員

            連合奈良青年委員会10名、連合奈良女性委員会6名

 

 内容・目的 

      古賀会長とニューリーダーの直接対話(Koga Newleader Talk 47)

      古賀会長が、将来の労働運動を担う地域の若手リーダーに連合の活動や

      自身の労働運動への思いを直接伝え、連合運動の継承をはかる。地域の

      若手組合リーダーが抱える課題や労働運動に対する思いを聞き、連合の

      活動に活かす。対話での意見については、機関会議等に報告すると共に

      連合本部内で共有化し、運動方針をはじめとする取り組み方針などの

      検討に活かしていく。

      

 

      今回の対話のテーマ 

              ①若年層の活動の活性化について 

               

              ②連合に期待すること、連合ブランドをいかに確立するか

 

対話の概要

     

  連合 古賀伸明会長 あいさつ要旨

  ・連合奈良青年委員会・女性委員会の日頃の労働運動に対

   する敬意と謝意

  ・今日は、参加者みなさんが主役。出される質問や課題提

   起の中で私の思いも伝え共通認識をはかりたい。

  ・われわれ連合がつくる運動方針や行動に地方連合会や地

   方の構成組織、青年委員会、女性委員会のみなさんが共

   感をもって参画できているだろうか?そのような観点に

   たち労働運動の原点である「対話」を通じて直接、悩み

   や課題を聞き共通の認識に立って運動を進めていきた

   い。

  ・また、学生や、非正規労働者のみなさんとの対話を実現したいと今、企画をすすめている。その中でNP

   Oなどともアライアンス(連携)を構築して社会運動を展開していきたいと考えている。

 

小山淳二 連合奈良会長あいさつ要旨

・私たちは、いかに若い方々に労働運動を引き継ぐか。大変重要な取り組みである。

・時代の変遷だが、以前は、職場に青年部、女性部があったが、今はない構成組織が増えている。青年部、女性部の様々な経験をふまえ組合執行委員になるということが、今は、いきなり組合執行委員というケースも増えた。

・民間から連合に来たときには、民間であまり無かった平和運動の取り組みが目一杯できると思い発信した。

・平和・人権・民主主義を守ることもわれわれ連合の取り組み。青年委員会・女性委員会の中で、どんどんと平和・人権の取り組みもやっていただきたい。

・阪神淡路大震災から20年、災害救援、災害復興の取り組みもさまざまに若い方々に積極的に参加していただきたいと各種行動をしている。連合しかできないことを皆さまにはやっていただきたい。

・連合奈良の大会方針で提起した、「ニューリーダー塾」労働運動を長年してこられたOBの諸先輩に、皆さんのような若手の方に、労働運動の生の歴史なんかも講義していただく企画をしているのでまた宜しくお願いいたします。

・「労働者保護ルール改悪阻止」の取り組みは、今後国会で議論が始まると思っているので、どうか阻止にむけた諸活動にご協力をあらためてお願いしたい。

 

           

   活動報告で意見を述べる田中篤史青年委員会     女性委員会活動報告をする

 委員長                      吉村聖子委員長

 

 

  対話では、参加者全員より、①②の各テーマにそったもの、また、それ以外の自身の労働運動での疑問、課題、不安、提起事項など活発に発言し、時々に古賀会長からアドバイスを受けつつ予定終了時間をオーバーすることになった。

 

主な意見

・青年委員会は、若年層に成功体験を経験させる人材育成機関であるべき。

・奈良県の女性の就業環境改善にしっかりとアピールしていく

女性の活用ではなく、活躍できるようにしていきたい。

・非正規労働者にとって連合という組織はありがたい。雇用安定に処遇改善に希望をもった。さまざまな働き方をもとめている非正規労働者の声を反映したい。

・何もわからないいまま組合執行部になった。理解を深めたい。職場には組合に入らない方も多い。組合のイメージが悪く持たれている。

・結婚、出産、育児と仕事の両立を考えると不安もある。会社だけでなく、男性従業員や同僚の理解が足りない。ステップアップの条件に仕事の経験が重きを占めすぎているのではないか。

・組合から、組合員への活動の紹介などの見える化が不足しているから、組合のことを全く知らなかった。

・過去から運動してきた諸先輩と自分を比較したら、あきらかに経験が少ない。条件闘争の手法など、疑似体験できるような機会があればいいと思う。

・組合が組合員から意見や悩みを吸い上げきれていないと感じる。もっと聞くことに努めたい。

・他の地方連合会などの取り組みがわからない。発信していただけないか?

・労働運動をしていても、果たしてどの程度の影響があるのか不安。

・組合役員になるのに、あまり知らないうちに役員に立候補していた。

・他の地方連合会では、若手として何かやろうとしても、機関決定などの手続き上、さまざまな制約で自由に活動を決められないというようなことになっているのではないか?連合奈良はそうではないので企画立案から運営までやりがいがあると思う。

・組合、運動を理解するのに何から始めたらいいのかわからない?

・組合員の意見を聞く手法の一つに、アンケートで回収するなども自分の職場では頻繁に行っている。

 

 紹介したのは、意見のほんの一部であり、それぞれの質問者、意見提起者に対して、古賀伸明 連合会長から、共感のメッセージと激励、アドバイスがあり、今後の運動方針策定に向けて参考にするとともに、社会に拓かれた共感していただける社会運動を展開するという決意も述べられ、終了時間を少しオーバーして閉会した。

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

     

 

 

 

 

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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