第18回民主党奈良県連定期大会に出席

 連合奈良三役、構成組織代表者は、2月7日(土)10時からホテル日航奈良で開催された第18回民主党奈良県総支部連合会定期大会に出席した。また、大会に先だって開催された民主党 枝野幹事長との意見交換会に於いて、民主党に対する率直な意見を直接、枝野幹事長に伝えた。

                党大会であいさつを述べる 小山淳二連合奈良会長

 「この党大会には、連合奈良構成組織、友好団体、支援団体も多く参加しております。代表してご挨拶を申し上げます。前川清成民主党奈良県連代表のもと、民主党奈良県連の再生と前進、統一地方選挙勝利を祈念して、2点の内容を申し上げご挨拶といたします。1つは、「民主党への要望と期待」もう一点は、「連合の立場で通常国会でのお願い」であります。民主党代表選の関係では、地元TV局の取材でも次のように申し上げた。「次の政権交代を見据えた野党第一党としての責任をあらためて自覚する上で意義があり評価致します。岡田新代表は、安定感もあり、ブレることなく冷静に本質を突いていく方だと感じている。今後、新代表のもと与党への対抗軸ということをしっかりと示し国民に信頼を得ることで、まずは基盤強化に努めていただきたい。安倍政権により、いま大変、所得の高い層と圧倒的多数の所得の層、いわゆる中間層がいなくなり分断されている。この格差をとにかく是正しなければならない。一部でなく幅広い国民の所得を増やしていく政策を期待する」と申し上げた。安倍政権の目指す方向は、われわれ連合がめざしている「働くことを軸とする安心社会」とはほど遠い内容である。生活者、消費者、働く者の立場に立った政治勢力の拡大を図っていきたい。次の世代にこの格差を引き継ぐことなく、持続可能な成長、安心社会をつくっていくため民主党を支援し連携を図ってきた。年末の衆議院選挙では、民主党の政策が自民党の対抗軸になりえなかった事が大きいと感じている。景気回復の恩恵を受けていない地場中小や若い世代へのアプローチなど課題があるのではないか。結果、消極的に自民党支持という形になったとも考えている。新代表のもと、立ち上げた「ともに生きる共生社会創造本部」に期待したい。若者の政治アンケートでは、日本がめざすべきトップの政策は、「結婚や子育てが保障された社会」 そのように報じられていたが私たち世代では当たり前だったことが今の若者が求めているということ。小泉規制緩和で、正社員から非正規労働へと急速に置き換えられ、今では全雇用労働者の約40%。低賃金の若者が増えている。これを安倍政権は更に進めようとしている。若者への良質な雇用、幅広い国民の所得を増やすという政策を民主党には期待したい。次ぎに通常国会へのお願いでは、安倍政権がすすめている行き過ぎた労働分野の規制緩和を止めて頂きたい。ブラック企業を合法化するような規制緩和は断固阻止しなければならない。労働者派遣法、残業代ゼロ法案、解雇の金銭解決制度など多数国会に上程される予定であり、われわれも国会内外で大衆運動を強化していく予定だが、民主党議員をはじめサポーターの皆さま、マスコミのみなさまにもご理解を賜り、共に声をあげていただきたい。最後に民主党の再生は地方からであり、第18回統一地方選挙における候補者全員の当選に向けた取り組みを展開していく。そしてその先の民主党再生へ向け、地道な取り組みを続けてまいりたい。」と挨拶を述べた。

 

定期大会に先立ち開催された意見交換会で挨拶される民主党 枝野幹事長。

 

 

 

 

 

 

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