公共サービスキャンペーン奈良県集会

連合奈良官公部門連絡会と奈良公務労協は、3月20日(金)18時30分から奈良県社会福祉総合センター5F大会議室に於いて、「公共サービスキャンペーン奈良県集会」を組合員約100名と民主党奈良県連各級議員、参加のもと開催した。

 また、本集会に、奈良県より松谷副知事、民主党奈良県連より藤野幹事長にそれぞれ挨拶を賜り、目前の奈良県知事選挙、統一地方選挙での連合奈良推薦候補者全員の当選に向け一丸となって取り組むことを再確認した。その後、基調講演として、公務労協本部より花村 靖副事務局長を迎え「2015春闘の情勢と課題について」講演をいただき、集会アピール採択のあと奈良公務労協 高榮 耕平議長による「がんばろうコール」で散会した。

   

 冒頭、主催者あいさつで連合奈良 小山淳二会長は、「将来の希望、安心社会実現のためにも、質の高い公共サービスの実現と公務員の労働基本権にしっかりと取り組むことが大切。また、奈良県においても給与制度の見直しをこの4月から実施される。特に奈良県のような地方に於いては、公務員の方々の経済の消費関係が大変、大きなな影響を及ぼす。その上、公務員が下がれば民間も下がっていくという悪循環につながる。連合奈良、公務労協ともにそのような流れにストップをかけていかなければならない。2015春闘は、3つの柱「賃上げ」「時短」「政策制度の実現」を掲げて取り組んでいる。18日に回答があり、好調な各産別大手がまず先行して世間相場を作っていく、UAゼンセンでは、パート関係で30円程度の賃上げ状況が出ている。金属労協では、要求した組合全てで定昇とベースアップを勝ちとりました。昨年の今頃は、1737円だったものが、現時点では3013円という形となっている。大きくのびている。2年連続の引き上げによりデフレマインドの払拭と経済の好循環には一定の効果をもたらすと考えている。今後、奈良の地場産業ではまだまだ大変なところが多いが、このことに対しても「弾み」をつけるという意味では、良かったと考えている。ただこれからが正念場。この成果を未組織労働者に波及させることが連合の使命であると考える。特に最低賃金については、大阪と114円も差があり、差を詰める、早期に800円を達成する取組を強化する。奈良県知事とも政策協定を結ぶ中で、特に女性の雇用、ワークライフバランスについて重点的に政策を進めていくということも確認している。また、政府は、3月13日に労働者派遣法を閣議決定し3度国会に提出した。内容はほぼ廃案となった1回目、2回目と変わらない内容であり、「均等待遇」「派遣は臨時的、一時的」という考え方が全く入っていない。生涯派遣で低賃金のままという危険が大変強い法案であり、「労働者保護ルール改悪阻止」について、第86回メーデーの頃からしっかりと取り組んで行く。最後に奈良県知事選挙、統一地方選挙について、連合奈良が推薦した全員の候補者の必勝に向け全力で取り組んでいただきたい。」と述べた。

     

来賓挨拶する          統一地方選挙勝利へ決意を      基調講演で「2015春闘の情勢

松谷幸和 奈良県副知事     述べる 民主党奈良県連      と課題」について説明される

                藤野良次 幹事長         公務労協本部 花村靖副事務局長

 

   

 集会アピールをする      奈良教組のキャラクター    閉会に「団結がんばろうコール」

 岡田有理 奈良教組書記長   「なんとか せんと君」登場  をする高榮 耕平奈良公務労協議長

       

 

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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