連合奈良運輸部門連絡会「八木耳成循環線の利用啓発活動」を実施

  

 連合奈良(運輸部門連絡会)は、7月23日(木)14時から近鉄八木駅および、八木耳成循環バス路線沿線周辺におきまして、協賛団体7団体の皆さまとともに利用啓発チラシのポスティング、テイッシュの配布を行い、今後進展する高齢社会において、地域住民の移動を確保するための交通手段として必要性が一層高まりながらも、存続が危ぶまれている「八木耳成循環線」を将来にわたって運行存続ができよよう利用啓発活動を実施いたしました。

 

協賛団体

①橿原市地域公共交通会議 ②耳成地区自治委員会 ③公益社団法人 奈良県バス協会
④奈良県交通運輸産業労働組合協議会 ⑤私鉄労働組合奈良県連合会 ⑥奈良交通株式会社⑦奈良交通労働組合

 

◆◆◆ 訴え内容 ◆◆◆

 奈良交通バス「八木耳成循環線」は、地域の皆様の生活を支える公共交通として1985 年から約30 年にわたり運行。また今後進展する高齢社会において、地域住民の移動を確保するための交通手段として必要性が一層高
まることが想定されています。
 

 しかしながら、耳成高校の統合、自家用車保有台数の増加、少子高齢化の進展による通勤・通学客の減少や軽油価格の高止まりにより赤字が続いており、路線の存続が危ぶまれています。 
 

 これまでの維持スキームである、事業者の人件費を中心としたコスト削減は

安全と運転者の確保の観点から、また、国、橿原市からの運行補助については

厳しい財政状況から、共に限界が見えてきており路線を守るためには、地域住民の皆様の一層のご協力が必要です。
 

 昨年10 月には、路線を守るため、やむを得ず大幅な減便をおこない一定の

収支改善ができたところでありますが、利用者の減少に歯止めがかからない現状のままでは、将来にわたって運行を存続することは極めて難しい状況です。

 

 一方、近年になって相次いで開設された「まほろばキッチン」、「橿原総合庁舎」は、利用者を増やし路線再生をはかる絶好の機会でもあります。地域住民・企業の皆様に、路線存続にご理解を賜り、一回でも多くのご利用を賜りますようお願い申し上げます。

 

 連合奈良は、県民が安心して地域に暮らしていけるよう公共交通を守っていく活動についても、行政をはじめ

様々な団体、推薦議員とも連携を密に今後も運動してまいります。皆さまのご理解ご協力を宜しくお願いいたします。

   

 

 

 

バス路線利用啓発チラシ(PDFファイル:1.01MB)

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労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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