連合奈良との奈良県知事懇談会を実施

日 時:2012年3月22日(木) 16:00~

場 所:猿沢荘

参加者:

                          連合奈良との知事懇談会出席者

奈良県

荒井 知事・浪越 産業・雇用振興部長・平井 会計局長・岩口 産業・雇用振興部長 

加納 雇用労政課長・村戸産業・雇用振興部企画管理室補佐・中西 会計局総務課補佐・ 

西井 環境政策課補佐・箕輪 工業振興課主任調整員・水谷 雇用労政課補佐・古川会計局総務課主査・久保 雇用労政課主事

 
連合奈良

会長 小山 淳二・会長代 松岡 隆・副会長 古川 友則・阪田 聖司・佃  寿己
鎌戸 平治・倉   正則・真田 昌雄(小南昌紀代理)

副事務局長 小谷 久己・舛田  勝・柴田 俊和・水野  仁・杉本 敏範・宮本 精二

山本 伸行・桐木 正明・藤江 良一・高齢者・退職者協議会   中南 又彦・良女性委員会 吉村 聖子

奈良県職員労働組合 松本  毅○オブザーバー参加

 


内容:              連合奈良との知事懇談会

    次  第

  1 知事挨拶

  2 連合奈良会長挨拶

  3 意見交換

        議題1  公契約条例について
               会計局長より説明
               意見交換:連合奈良 古川副会長提言 

     

     議題2 新エネルギー導入促進と炭素エネルギー消費削減について
             産業・雇用振興部長より説明                                   意見交換:連合奈良 阪田副会長提言                            
                            


                                                   
 連合奈良と荒井正吾知事との懇談会が22日、猿沢荘で開かれた。この日は執行部役員が参加し、荒井知事は、県発注の公共事業や委託業務を受注した企業に一定水準以上の賃金を義務付ける「公契約条例」の早期制定について、できれば都道県では初めてとなる条例制定に向け検討していきたいと意欲を示した。現段階での検討状況についてまず平井会計局長は、賃金のあり方、社会価値に関する検討、関係団体からの意見聴取、先行自治体の施行状況調査をこれまでの調査・研究において、課題を整理しているところと資料をもとに説明。

 公契約における賃金等の労働条件について条例化する場合での実効性の確保を検討状況にあることを明らかにした。

 連合奈良からは、古川副会長が、連合で策定した公契約に関する基本的な考え方や条例モデル案を説明し、事務レベルでの協議「ワーキングチーム」での検討を提案。知事も了承した。

 もうひとつの議題では、奈良県のエネルギー需給の現状と再生可能エネルギーのポテンシャル等について浪越産業・雇用振興部長より説明。奈良県の現状を踏まえ、平成24年度予算ではエネルギー政策推進事業や家庭用太陽光発電設備設置補助事業予算措置をして、県庁内でのLED化や木質バイオマス利活用モデル事業など推進し節電事業を展開していきたいと説明。

 連合奈良から阪田副会長より、金属部門連会で意見集約された新エネルギー導入促進と炭素エネルギー消費削減や太陽光発電の促進策(太陽光設置補助の提案等)について提言。今後、エネルギー推進拡大により、県内のものづくり産業の活性化やそれを支える人材育成、雇用拡大、労働・雇用環境整備について積極的な県の取り組みを要請した。

 知事は、雇用推進策は重要な県の課題。意見反映できるよう取り組むんでいきたいこととあわせて一層の連合奈良の協力を呼びかけた。

 次回懇談会は9月を予定し、金属部門からのもう一つの課題提言である工業高校・職業訓練校支援策について、意見交換する予定。

 

 

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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