第23回地方委員会

 

 連合奈良は、11月11日(金)13:30からホテルリガーレ春日野 飛鳥の間において、102名の参加のもと、

第23回地方委員会を開催し、2016年度活動経過報告、決算報告が承認され、2017年度運動方針・

2017年度予算を決定した。また、役員の一部交代では、鎌戸平治会長代理・副会長(UAゼンセン)

他、副会長2名、専従副事務局長1名、非専副事務局長2名、執行委員5名、会計監査3名が

出身単組の役員変更にともない退任、新役員があらたに承認された。

新会長代理・副会長:  山原 一志(情報労連)

新副会長:       宮本幸代(自治労)、霜永勝一(私鉄総連)

新専従副事務局長:   渡邊英一(私鉄総連)

新非専従副事務局長   山本 勝(電機連合)、布田尚弘(私鉄総連)

新執行委員:      杉浦良知(私鉄総連)、岡田有理(教育連合)、山本和広(日放労)

            白木投和(森林労連)、中尾徳仁(天理学園)

新会計監査:      稲津和之(電機連合)、吉井美雪(UAゼンセン)、辻本雅昭(国公総連)

 

また、連合奈良顧問弁護士として、前川きよしげ氏も決定。

その後、クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーンに関する特別決議が採択され、

山原 新会長代理による「団結がんばろう」コールを行い、成功裡に閉会した。

 

 

    地方委員会で主催者代表あいさつを行う小山淳二会長

挨拶要旨

 この1年間は、『ストップ・ザ・格差社会!すべての働く者を連合の輪へ「安心社会」を切り拓こう!』をスローガンに取り組んだ。参議院選挙、高取町・香芝市の首長選挙など政策実現行動が前半に集中。また、春闘・メーデー・通常国会対応・参議院選挙、平和行動と連動した「クラシノソコアゲ応援・連合キャンペーン」を社会運動として推進。さらに次世代人材育成を念頭に『未来塾』の開講や地域フォーラムや知事懇談会を通して、働き方改善の取り組みを強化した1年。2017年度の主要方針としては、①被災地の復興・再生。連合奈良は、時間とともに変化する被災地のニーズも踏まえ、適切な支援を今後も行う。同様に、熊本を中心とする九州地震、東北・北海道の台風や豪雨被害、先月の鳥取地震など職場や地域で労働運動ならではの役割を果たして行きたい。②春闘・・・2016春闘は、『底上げ春闘』の旗を掲げ、「持続性」「月例賃金」「広がり」「底上げ」の4つのキーワードの浸透、大手追従・大手準拠といった構造からの転換、そしてサプライチェーンにおける付加価値の適正配分をはかるべく、取り組みを展開。結果、過年度の物価上昇がゼロであるなかで月例賃金の改善を成し遂げたこと、非正規労働者について昨年を上回る賃上げを実現したこと、そして企業規模間の賃上げ率のかい離を縮小したことは、「春闘」の歴史のなかでも画期的なことであり、2017春闘に向けた基本構想は、引き続き「底上げ・底支え」「格差是正」に向けた取り組み、また、生命・健康・生活を守るため、ワークライフバランスやワークルールを中心に、特に、安全面衛生面の取り組み強化・長時間労働削減・職場環境(セクハラ・パワハラ・マタハラ)の労使協議を行い、労働協約の改定や各種労使委員会の創設など要請したい。③「働き方改革」について・・・政府の内容は、私たち働き手の側に立った改革ではなく、企業や国の側に立った改革案になっている。今、連合奈良では、奈良県と共に、労働者・生活者の目線での働き方改善を推進している。奈良県特有の労働課題、障害者雇用と工賃アップ・女性の雇用アップ、高齢者の居場所、若者の県内正社員の雇用創出など、奈良県・関係団体と一体となり、今後も重点的に取り組みたい。
④「クラシノソコアゲ応援団 RENGOキャンペーン」の第2弾では、社会に向けた運動と職場における取り組みを、「ヨコの広がりとタテの深掘り」を意識しながら展開していきたい。⑤最後に、政治の課題について・・・参議院選挙では、民主党と維新の党が合流し「民進党」が新たに結党され、野党候補の調整が行われた。
結果、事実上:野党候補を一本化した32の1人区において、接戦を勝ち抜いた選挙区が11あったものの、特に近畿では、野党統一候補のあり方・維新対策などの見直しが必要と考える。次期衆議院選挙は政権選択選挙であるため、全国それぞれの選挙区の状況による個別対応が必要。まずは、空席の2区3区4区の候補者・総支部長の擁立を急ぎ、来るべき解散総選挙に向けて万全の体制構築と、県内地方議会選挙においても勢力拡大に向けての格段の努力を民進党県連に求めたい。
 最後に、今地方委員会及び産別・単組の大会でご退任される役員・委員の皆様にこれまでのご支援の感謝を申し上げると共に、引き続きご支援とご指導を賜りたい。
 今後も、様々な課題に直面するが、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向け、力強く後半運動をスタートする地方委員会と位置づけたい。

    
 ご来賓 連合本部 須田総合労働局長  浪越副知事        民進党奈良県連 藤野幹事長

   

  社民党奈良県連 梶川 幹事長  韓国労総忠南地域本部 チョン議長

 

    

連合奈良顧問弁護士となった前川きよしげ前参議院議員  男女平等参画川柳 最優秀賞

                           瀧田政人(電力総連)

 

 

ユニセフ外国コインカンパ贈呈式  毎日新聞奈良支局長 野原 靖氏

  

 

副会長4年、会長代理1年により功労者表彰を受けられた 鎌戸平治(UAゼンセン)前会長代理

 

クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン      山原新会長の団結がんばろうコール

特別決議を読み上げる手島連合奈良女性委員会事務局長                 閉 会

 

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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