平成28年度 奈良県地域産業労働懇談会 開催

 

連合奈良は、奈良労働局と

平成28年度 奈良県地域産業労働懇談会を開催した。

 

日 時 2016年 11月2日(水) 10:30~12:00
場 所 奈良労働局 別館会議室
出席者【連合奈良】小山淳二会長、鎌戸平治会長代理、鍛治 佳宏副会長(男女平等)
            吉村聖子女性委員会委員長、西田一美事務局長、水野、渡邊各副事務局長
   【奈良労働局】吉野彰一奈良労働局長、小泉明久総務部長、粟山僚子雇用環境・均等室長
            小笠原哲治労働基準部長、永島宏泰職業安定部長、上野 諭監督課長、
            直野泰知健康安全課長、矢倉弘一賃金室長、内海敬三職業安定課長、
            木田俊男職業対策課長、百歩 健雇用環境・均等室管理官
            弓場祥光雇用環境・均等室室長補佐

〈連合奈良提言〉
1.奈良地方最低賃金ならびに特定最低賃金について
    2.中小企業に対する仕事と家庭の両立支援制度の周知と指導徹底について
    3.仕事と家庭の両立支援について(行動計画策定・ハラスメント防止)
    4.働き方改革と労働基準法の遵守について
挨拶する小山会長            挨拶される吉野労働局長

①奈良地方最低賃金ならびに特定最低賃金については、渡邊 副事務局長より奈良地方最低賃金を少なくとも「時間額800円以上」に引き上げるよう、また公正競争の確保につながる特定(産業別)最低賃金について意義と役割を踏まえ、水準改善とあわせ、制度の拡充に資する取り組みが進展するよう指導の強化等を説明。また、小山会長からも審議会での使用者発言について問題があると指摘した。

 

②中小企業に対する仕事と家庭の両立支援制度については、鎌戸会長代理より、本年4月1日に拡充された仕事と家庭の両立支援等助成金について中小企業に対しての周知徹底をさらにはかる必要性を提言。

 

③仕事と家庭の両立支援について(行動計画策定・ハラスメント防止)については、吉村女性委員会委員長より、300人以下の企業に対する行動計画策定を進めること、また連合や自治労によるハラスメント調査や相談件数について説明し防止について雇用環境均等室に提言。

 

④働き方改革と労働基準法の遵守については、西田事務局長から、最近発生した大手広告会社の過労自殺や他の「ブラック企業」「ブラックバイト」の事案を具体的に出し、奈良県内においても、同様の事例がないか過労死や過労自殺などに繋がる前に、県内企業に対してワークルールの徹底など対策の強化を要請。その他、鍛治副会長からは、改正労働契約法の無期転換権について、法の趣旨に反して雇い止め等の懸念を指摘し、改めて法律遵守について監督指導の強化を要請。
                                              以 上

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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