台風12号被災地支援「復興再生に向けた視察研修」を開催

日 時 : 2012年 4月 6日(金)~7日(土)

視察地 : 十津川~和歌山

参加者 : 連合奈良事務局、私鉄総連、自動車総連、情報労連、JP労組、自治労

      教育連合、電力総連、JR連合、電機連合、UIゼンセン

      西和地協、中和地協、南和地協、労福協

                         34名

      大西衆議院議員、

      更谷十津川村長、職員2名

 

 昨年の台風12号による奈良県南部、和歌山県の豪雨被災地を直に視察することで、

今後の更なる支援について考える場とするため実施。

 

 現地の現状は、急速に復旧しており、政府、奈良県、十津川村、村民、各種団体の賢明な

努力が伺える。

 更谷十津川村長より、未だ行方不明者があり、全員が見つかるまで、災害は

終わらない。災害直後、ライフラインの寸断により、村民と連絡が取れなかった事が、とても

辛く、また、人的な被害が発生したことは、本当に悲しいと、とても緊迫感と思いのこもった

お話があり、参加者も涙ぐむ方もいました。更に村長は、3つの柱からなる「十津川村復興

計画」を策定し、被災前よりも、もっと良い十津川村を作っていきたい。と力強く説明され、

 

 我々も今後どのような支援により、復旧から復興へとお手伝い出来るか考える良い契機と

なった。

  

   更谷十津川村 村長        熱心に説明を受ける視察参加者  

 

 災害直後の様子

  

大規模深層崩壊し土砂ダムが出来ている  跡形も無くなった十津川長殿発電所

 

 

 落橋した折立橋            

 

国道168号 折立今戸地滑り      十津川村桑畑道路崩壊

 

現在は、168号線は、復旧し大型バスも通行可能。ただ、村内や他村をつなぐ

支線の県道などは、通行出来ない箇所もあり、来る東南海地震時には、和歌山、三重

の海岸線道路が被害受けた時に物資輸送の主要道路となる168号線の整備を

急がなければならないという話も聞いた。

 

 

 

視察を通し、今後の支援について、それぞれがしっかりと、考えて行動していただきたい。

また、視察を通じて参加構成組合の親睦も図っていただきたい。と挨拶される小山会長。

 

二日目は、熊野から、田辺、白浜と熊野古道をバスで移動しながら、

未だに残る台風豪雨水害の様子を車窓から確認。

 

参加者の皆さま二日間、どうもお疲れまでした。

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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