2018年度アジア・アフリカ支援米発送式 報告

 1月15日(金)10時より、エルトピア奈良において2018年度「アジア・アフリカ支援米の発送式」が行われました。この取り組みは、アジア・アフリカの食糧不足の国に減反田等で作った支援米を送る運動として1985年から続いています。これまでマリおよびカンボジアにお米を発送してきました。奈良県からは、連合奈良北和地協の森山欣哉事務局長や電機連合の皆さんが手植えした水稲うるち米240kgがアフリカ・マリ共和国に送られます。
 発送式では、食とみどり・水を守る奈良県民会議の小南昌紀議長が取り組みの趣旨やマリ共和国に説明。支援米の輸送費用を支援している連合奈良の西田一美会長は「マリの周辺国では、格差が拡大し貧困が蔓延している。十分な食事や教育を受けられない子供達に対して、こうした支援を継続していくことが大事である」と挨拶しました。
 請負耕作者の森山事務局長は、台風により稲が寝てしまわないかと心配した苦労話などを交え、「マリの人たちにおいしいお米を届けたい。笑顔で食べていただきたい。また、耕作を通じて電機連合の皆さんや地元の多くの方々にも協力いただけたことに感謝しています」と熱い思いを語りました。最後に支援米をトラックに積み込み、発送式を無事終えました。

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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