コロナ感染症対策に関する奈良県知事への要請

2021年6月21日、連合奈良は新型コロナウイルス感染症対策に最前線で対応する労働者の心身の健康を守るための環境改善について奈良県知事に対し、以下の要請を行いました。

1.労働環境崩壊が起きる前に、すべての医療従事者や介護労働者、ワクチン接種窓口の自治体職員はじめワクチン関連従事者の健康保持のため労働環境改善に向け県としてのあらゆる支援をお願いします。

2.ワクチン接種の優先順位を高齢者施設介護従事者や教育・保育労働者も医療従事者と同様の扱いとしていただくようお願いします。

3.ワクチン接種は任意であるにもかかわらず、接種を希望しない人への新たな差別が生まれています。また、長引くコロナ感染症対策により多くの人にストレスが続いています。あらゆるコロナ差別を許さない対策をお願いします。

4.飲食や観光業、公共交通など特定の業種は非常に厳しい環境の中での生活を余儀なくされています。生活困窮者対策を事業者やそこで働く者への更なる生活支援対策をお願いします。 

5.今後、第5波の到来が予測されることを踏まえ、国・県・市町村と一体となった対策で、自治体財政規模に関わらず不公平感のない対策で奈良県民の命を守るための対応が必要です。必要に応じて「緊急事態宣言」や「まん延防止措置」の適用を求めていただきたく要請します。併せて不安と不満を安心に変えるよう、知事の明確なメッセージの発出をお願いします。

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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