2022アジア・アフリカ支援米発送式

2022年1月18日10時から、エルトピア奈良において「アジア・アフリカ支援米の発送式」が行われました。

この取り組みは、アジア・アフリカの食糧不足の国に減反田等で作った支援米を送る運動として1985年からマリおよびカンボジアに順次送付されています。本年も、奈良県内で無農薬により作付けされた水稲うるち米240kgがアフリカ・マリ共和国に送られます。  18日発送されたお米は全国で集められたものと合わせて28トンの支援米として船便と陸路でアフリカ、マリ共和国に届けられます。

  発送式では、食とみどり・水を守る奈良県民会議の髙栄議長が、取り組みの趣旨や、マリ共和国について話され、「先進国の子供達も発展途上国の子供達も命の重さ、権利は等しく、安心安全な食事を食べる権利があり、豊かな国は分けあう義務がある。米を与えるという発想ではなく大事に育てた米を分け合うという視点で支援米を届けたい」と挨拶されました。

  また、支援米の輸送費用をカンパしている連合奈良西田会長が挨拶しました。また、請負耕作者の森山さんは農薬を使わず育てることの苦労話などを交え、「マリの人たちにおいしいお米を届けたい。笑顔で食べていただきたい。また、田植えや稲刈りを通じて多くの支援者や、地元自治会の多くの方々にも協力いただけたことに感謝です。」と思いを話されました。 参加者で支援米をトラックに積み込み、全員の拍手で発進を見送り、発送式を終えました。

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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