第64回 連合中央委員会

日 時:2012年12月20日(木)11:00~

場 所:東武ホテルレバント東京

参加者:桐木正明

 

内 容:

12月20日、連合は東武ホテルにて、第64回中央委員会を開催した。

今中央委員会は、「2013春季生活闘争方針(案)」を中心的な議題とし、約350人が参加した。

午前中は、古賀会長あいさつに続き、民主党輿石幹事長が来賓挨拶、「一般活動報告」が行われた。

輿石幹事長が中央執行委員会にこられて、今般の社会保障と税の一体改革の法案をめぐり党内分裂の混乱に関する陳謝から始まり、党が分裂に至った責任は幹事長として極めて重い責任を感じていること。また、一刻も早く混乱から脱却しなければならないという決意も示された。

 困難な課題を乗り越えていくために、もう一度ラストチャンスの機会をいただきたいとの挨拶がありました。

 古賀会長からの挨拶として、(1)社会保障と税の一体改革について、マスコミでは、消費増税がクローズアップをされて社会保障改革が置き去りにされているという報道が主体になっている。連合としてはそのような評価ではなく、別紙の「3党合意に基づく社会保障・税一体改革法案の評価と課題」で連合としての見解が示されているので、この見解に基づいて、今後も対応していただきたい。決して社会保障がなおざりにされていないことを、組織のなかでも共有して欲しいと挨拶されました。

 続く古賀会長の挨拶で、セーフティネットの取り組みのひとつである最低賃金の取り組みが佳境になっていること。生活保護との乖離があるのが、昨年は全国で3県だったが、今年は11県に拡大していること。これには様々な要因はあるのだが、この乖離を解消すること、そして政労使で合意されている時給800円の確保、さらにできるだけ早い時期に時給1,000円の水準を獲得する運動を強化していくという決意が示された。

 古賀会長挨拶の3点目は、九州の大雨災害について、現在九州ブロックと連携・調整中だが「愛のカンパ活動基金」から拠出する方向で検討しているので、機関会議では事後承認となるかも知れないが、支出について了承を願いたい。 

 最後に、政治について、「現在の2大政党制の政党政治が日本の政治のスタイルですから、政策を実現するためには、引き続いて民主党を支援していくことに変わりはない。」とされた。

午後からは議案審議に入り、「役員選出」「表彰」「2013春季生活闘争方針(案)」「連合第4次男女平等参画推進計画(組織等議案)」の各議案を審議し、いずれも承認された。

最後に、岡本会長代行によるガンバロー三唱で閉会した。

労働相談ホットライン フリーダイヤル:0120-154-052


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